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もみじ饅頭が誕生したのは約100年前の明治39年(1906年)。旅館岩惣のおかみが近くの高津常助菓子職人に依頼して作ったのが始まりだとも言われています。もみじの形をしたカステラ生地の中は、こし餡のほか、近頃ではチョコレート、カスタード、抹茶、チーズなど多彩な味が登場。宮島町内では焼きたてのアツアツが味わえます。
広島のかき養殖の歴史は約450年。宮島では約330年前に始まったといわれています。特に大野瀬戸で養殖されたかきは、香り、味、歯ごたえともに極上です。宮島の原始林から海に流れ出した栄養素がかきの餌となる植物プランクトンを育て、海流もかきの成育に適しているとか。磯の風味とミネラルをたっぷりと含み、口にした瞬間に特有の旨みがほわっと広がる宮島かき。土手鍋や焼がき、フライなどいろいろな料理で楽しめます。
豊臣秀吉が九州へ出陣の折、千部経の天読供養をするため天正15年(1587年)に、安国寺恵瓊に千畳閣の建築を命じました。千畳閣の建築は大変な労力を要する工事で、指揮をとっていた恵瓊は大工工事をする人たちにきな粉をまぶした餅を間食に与えたとか。美味しく、たいへん腹もちも良かったので、人々は「太閤の力餅」といって喜んで食べたそうです。宮島の名物になった力餅は、今でも大人気。島内の茶屋でご賞味いただけます。